業務で、自席から離れた場所で作業する場合、ノートPCを持ち歩く代わりに、作業場所のPCから自席のPCを操作する「リモートデスクトップ」という方法があります。

Windows OSの機能にもあり、自席での中途の作業をそのまま開けるので、結構便利に使っていました。

今使っているPCの調子が悪くなり、ハードディスクを換装を迫られていますが、使用中のOSのXPも2014年春にサポートが切れることもあり、新しいPCを買ってしまいました。
実際は、初期不良があり、乗り換え出来ていませんが。

あまり乗り気では無かったのですが、新しいPCのOSは、思い切って Windows 8 にしてしまいました。
深く考えず、Proバージョンにしなかったのですが、ProでないWindows 8(7だとHome Premium)には、リモートデスクトップのホスト機能が付いていませんでした。
リモートデスクトップのためだけに、Proにバージョンアップ(約1万円の投資)をするのも馬鹿らしいので、他の方法を調べてみました。

LogMeIn

元々、iPadでWindowsを遠隔操作するために使っていました。iOS用には専用アプリがあり、結構使えると思います。

Windowsをクライアントにする場合、ブラウザを通して接続します。
レスポンスはそこそこですが、ホストとクライアントの画面の解像度が違う場合、表示が汚すぎます。

Team Viewer

IMEの動作がおかしくなります。
復旧方法が分かれば、これにしたいのですが、断念しました。

Splashtop

最初は、表示も綺麗で、レスポンスも悪くないと思ったのですが、テキスト入力に関しはレスポンスが悪く、使い物になりませんでした。

Chrome リモートデスクトップ

参考にしたレビューの評価は高かったのですが、Google Chrome のアドオンということで、後回しにしていました。

IMEは google 日本語入力を使っているので、気休めだと思いますが、ブラウザは Chromium という、Google製でないものにしました。

レスポンスは、試した中で一番だと思います。Windwsのリモートデスクトップより上かもしれません。
Magic Formation という、マウスジェスチャーで起動するランチャアプリも動き、ちょっとびっくりしました。

Escキーで全画面表示から抜けてしまうのが、少々不便。
私の環境だけかもしれませんが、「your desktop and any audio output are currently shared with xxxxxx@id.talk.google.com」というダイアログが、画面下に居座ってウザい。
アンダーバーの入力が出来ない → 辞書登録しました。
iPad用には、Google製のChromeしか無い。

といった以外は問題無さそうなので、しばらく試用してみます。